高崎市議会 2016-03-04
平成28年 3月 4日 総務教育常任委員会-03月04日-01号
議案第54号 平成27年度高崎市
一般会計補正予算(第7号)(
所管部分)
議案第41号 平成28年度高崎市
一般会計予算(
所管部分)
議案第44号 平成28年度高崎市
牛伏ドリームセンター事業特別会計予算
議案第50号 平成28年度高崎市
土地取得事業特別会計予算
2 報告事項
(1)高崎市緊急創生プラン(案)に関する
パブリックコメントの実施結果について (総 務 部)
(2)市有施設の電力入札の結果について (財 務 部)
3 そ の 他
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出席委員等(12人)
委 員 長 渡 邊 幹 治 君 副委員長 時 田 裕 之 君
委 員 後 藤 彰 君 委 員 北 嶋 菊 好 君
委 員 伊 藤 敦 博 君 委 員 丸 山 覚 君
委 員 堀 口 順 君 委 員 後 閑 太 一 君
委 員 後 閑 賢 二 君 委 員 丸 山 和 久 君
議 長 石 川 徹 君 副 議 長 田 角 悦 恭 君
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欠席委員(なし)
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説明のため出席した者
市長 富 岡 賢 治 君 副市長 木 村 正 志 君
総務部長 兵 藤 公 保 君 秘書課長 内 田 良 君
企画調整課長 太 田 直 樹 君
防災安全課長 曽 根 光 広 君
職員課長 清 水 敏 博 君
情報政策課長 柴 田 和 秀 君
文化課長 櫻 井 実 君
文化課美術館副館長
松 田 匡 子 君
文化課染料植物園長 広報広聴課長 御 園 生 敏 寿 君
甘 田 正 弘 君
財務部長 北 島 晃 君 財政課長 山 田 史 仁 君
管財課長 水 野 勝 祐 君
市民税課長 佐 野 好 美 君
資産税課長 柴 田 彰 君 納税課長 福 田 伸 也 君
倉渕支所長 内 山 匡 君
倉渕支所地域振興課長
中 山 直 美 君
倉渕支所税務課長丸 橋 正 弘 君
箕郷支所長 中 村 真 由 美 君
箕郷支所地域振興課長 箕郷支所税務課長木 暮 一 俊 君
生 方 忠 義 君
群馬支所長 小 泉 貴 代 子 君
群馬支所地域振興課長
飯 島 照 彦 君
群馬支所税務課長深 澤 雅 彦 君
新町支所長 樋 口 康 弘 君
新町支所地域振興課長 新町支所税務課長長 谷 川 亮 則 君
齋 藤 忠 男 君
榛名支所長 千 保 芳 明 君
榛名支所地域振興課長
江 原 豊 君
榛名支所税務課長近 藤 隆 人 君
吉井支所長 吉 田 護 君
吉井支所地域振興課長
田 代 有 史 君
吉井支所税務課長福 島 康 秀 君
会計管理者 白 石 修 君
会計課長 高 橋 淳 一 君
教育長 飯 野 眞 幸 君
教育部長 上 原 正 男 君
教育総務課長 小 見 幸 雄 君
社会教育課長 中 村 仁 寿 君
文化財保護課長 若 狭 徹 君
スポーツ課長 青 木 信 幸 君
中央公民館長 矢 島 繁 君
教職員課長 星 野 順 一 郎 君
学校教育課長 真 下 雅 徳 君
健康教育課長 樋 口 佳 子 君
教育センター所長島 田 恵 二 君
高崎経済大学附属高等学校事務長
淡 嶋 美 奈 子 君
中央図書館長 堀 口 則 正 君
中央図書館次長 舩 渡 川 肇 君
選挙管理委員会事務局長(併任)
選挙管理委員会事務局次長
兵 藤 公 保 君 松 本 淳 君
監査委員事務局長深 澤 武 君 消防局長 高 見 澤 朗 君
消防局次長 岡 田 勉 君
消防局総務課長 佐 藤 誠 君
予防課長 山 田 明 弘 君 警防課長 井 草 明 仁 君
通信指令課長 大 佐 古 進 弘 君
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事務局職員出席者
事務局長 田 口 幸 夫 庶務課長 田 中 謙 一
議事課長 大 河 原 博 幸
議事課主任主事 田 村 智 明
議事課主任主事 野 口 洋
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△黙祷
○委員長(
渡邊幹治君) 開会に先立ちまして、昨日、交通事故により御逝去されました
北部小学校1年生の男の子に対し弔慰をあらわすため黙祷をささげたいと思いますので、皆様の御協力をお願いいたします。
それでは、御起立ください。
黙祷。
(黙 祷)
○委員長(
渡邊幹治君) お直りください。
ありがとうございました。
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△開会
午前 9時58分開会
○委員長(
渡邊幹治君) ただいまから
総務教育常任委員会を開会いたします。
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△諸般の報告
○委員長(
渡邊幹治君) この際、諸般の報告を申し上げます。
傍聴は、あらかじめ許可してあります。
以上で諸般の報告を終わります。
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△開議
○委員長(
渡邊幹治君) それでは、本日の会議に入ります。
本日の会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。なお、
予算議案については次第の裏面に記載のとおり審査を進めたいと思います。
この際、委員会の運営上お願いいたします。委員からの質疑は、内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。
以上、円滑な
委員会運営に御協力をお願いいたします。
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△議案の審査
議案第23号
包括外部監査契約の締結について
議案第24号
行政不服審査法の改正に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定について(
所管部分)
議案第25号 高崎市
行政不服審査法関係手数料条例の制定について
議案第27号 高崎市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について
議案第28号
高崎市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正について
議案第29号 高崎市非常勤の職員の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正について
議案第30号 高崎市
体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について
議案第38号
高崎工業団地造成組合と高崎市との間における
行政不服審査法の規定により置かれる
附属機関に係る事務の委託に関する協議について
議案第39号 高崎市・安中市
消防組合と高崎市との間における
行政不服審査法の規定により置かれる
附属機関に係る事務の委託に関する協議について
議案第54号 平成27年度高崎市
一般会計補正予算(第7号)(
所管部分)
議案第41号 平成28年度高崎市
一般会計予算(
所管部分)
議案第44号 平成28年度高崎市
牛伏ドリームセンター事業特別会計予算
議案第50号 平成28年度高崎市
土地取得事業特別会計予算
○委員長(
渡邊幹治君) それでは、議案の審査に入ります。
定例会議案(2)を御用意いただき、1ページをお開きください。
議案第23号
包括外部監査契約の締結についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第23号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
渡邊幹治君)
起立全員です。
よって、議案第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
3ページをお開きください。
議案第24号
行政不服審査法の改正に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定について(
所管部分)を議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第24号の
所管部分を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
渡邊幹治君)
起立全員です。
よって、議案第24号の
所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
7ページをお開きください。
議案第25号 高崎市
行政不服審査法関係手数料条例の制定についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第25号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
渡邊幹治君)
起立全員です。
よって、議案第25号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
13ページをお開きください。
議案第27号 高崎市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。
◆委員(
後閑賢二君)
非常勤職員の
育児休業及び
部分休業について新たに定めるための条例提案なのですけれども、
非常勤職員は短期の雇用だと思うのですが、
育児休業となれば少し長いと思います。休業期間とか職員の身分とかはどのようになるのかお伺いいたします。
◎
職員課長(
清水敏博君) 職員の身分については、従来どおり変わるところはございません。これまで正規職員だけがその対象でございましたが、この一部改正によりまして
嘱託職員も
育児休業、それから
部分休業を取得できるようになるということでございまして、そういった方については1年を超えても継続して雇用ができるということになります。
◆委員(
後閑賢二君) 1年を超えて休業ができるということで、
嘱託職員にとっては本当に安心だと思うのですけれども、1年で更新になるわけですよね。その辺の確約とか、そういうふうなのはちゃんとできるのでしょうか。
◎
職員課長(
清水敏博君) 委員御指摘のように
嘱託職員の雇用期間は1年となってございますが、この
育児休業、それから
部分休業をとる職員につきましては、それを超えて継続ができるということでございます。
◆委員(
後閑賢二君) 少子化が進んでいる中で、ぜひこういう対応というのは必要かと思います。安心して休業がとれるように配慮をひとつよろしくお願いいたします。
◆委員(伊藤敦博君) 後閑議員と重複するので、重複する部分は除かせていただきますけれども、今この対象となる
非常勤職員というのは高崎市ではどのぐらいいらっしゃるのでしょうか。
◎
職員課長(
清水敏博君) 今回のこの一部改正の条例によりまして対象となるのは、
嘱託職員ということになります。その
嘱託職員の数でございますが、
育児休業を取得できるのが男性も取得できますので、そういったことで男女合わせての数字になりますけれども、昨年の4月1日現在で、市全体で985人となります。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第27号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
渡邊幹治君)
起立全員です。
よって、議案第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
19ページをお開きください。
議案第28号
高崎市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第28号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
渡邊幹治君)
起立全員です。
よって、議案第28号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
21ページをお開きください。
議案第29号 高崎市非常勤の職員の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第29号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
渡邊幹治君)
起立全員です。
よって、議案第29号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
23ページをお開きください。
議案第30号 高崎市
体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。
◆委員(
後閑賢二君) 新しくできる
高崎アリーナの使用料についての条例でありますけれども、高校生以下は非常に低料金で、使いやすいということで歓迎いたします。ほかの施設は小学校、中学校だとか、育成会などの
特例使用免除という例外規定があるのですけれども、これには該当にならないのですか。
◎
スポーツ課長(
青木信幸君) 高崎市
体育施設の設置及び管理に関する条例第10条の第2項により、市内に在住、在学の高校生以下の人が市内の水泳場を除く
体育施設を利用する場合は、利用料金は無料となっておりますので、
高崎アリーナも同様に、
市内小・中学生の大会や
スポーツ少年団の大会など、高校生以下の人が御利用いただく場合は無料となっております。
◆委員(
後閑賢二君) 同じで無料ということで安心いたしました。
子どもたちもすばらしい体育館でいろんな競技ができることを楽しみにしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆委員(堀口順君) いよいよこういう料金設定も含めて、この秋には
合気道国際大会もあるということでございます。そんな中で、これ以外の、有料で使うような規定の関係というのは、今後、いつごろに設定する予定でいるのか、内容的にもわかるようでしたらちょっとお知らせ願いたいと思います。
◎
スポーツ課長(
青木信幸君)
附属設備等の料金に関しましては、議案の27ページをごらんいただきますと、規則で定める額という形になっております。
附属設備等の照明などの料金につきましては、高崎市
体育施設の附属設備の利用料金を定める規則に定めることといたしまして、ただいま検討しておるところでございますので、決まりましたらまた御報告のほうさせていただきたいと考えております。
◆委員(堀口順君) いつごろの予定でいるのか、それだけわかれば。大体で結構ですので。
◎
スポーツ課長(
青木信幸君) 平成28年度中には先行の大会などもありますので、平成28年度中には決めていきたいというふうに考えておるところでございます。
◆委員(堀口順君) やはりある程度の大きな大会ないしは一般の興行も含めて、ある程度日程は必要であるというふうには考えられますので、できるだけ早くその辺のところはお示しいただければ使いやすいかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第30号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
渡邊幹治君)
起立全員です。
よって、議案第30号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
63ページをお開きください。
議案第38号
高崎工業団地造成組合と高崎市との間における
行政不服審査法の規定により置かれる
附属機関に係る事務の委託に関する協議についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第38号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
渡邊幹治君)
起立全員です。
よって、議案第38号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
67ページをお開きください。
議案第39号 高崎市・安中市
消防組合と高崎市との間における
行政不服審査法の規定により置かれる
附属機関に係る事務の委託に関する協議についてを議題といたします。
本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。
これより議案第39号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
渡邊幹治君)
起立全員です。
よって、議案第39号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
予算議案の審査を行います。
初めに、平成27年度
補正予算議案の審査を行いますので、
定例会議案(3)を御用意いただき、3ページをお開きください。
議案第54号 平成27年度高崎市
一般会計補正予算(第7号)の
所管部分を議題といたします。
12ページをお開きください。
歳入15
款国庫支出金 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 14ページをお開きください。
歳出2款総務費について御質疑ありませんか。
◆委員(伊藤敦博君) 今年度から右の15ページの
企画調整課経費の中で
地方創生加速化交付金ということで1,600万円、このうち
高崎ブランド・
シティプロモーション計画策定委託料というのに1,000万円の歳出が計画されておりますけれども、現時点でこの計画の委託についてわかっている範囲で計画の内容を教えてください。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 現状におきましては、市役所の各部署が個別でそれぞれの
シティプロモーションもしくは
ブランド化というのを進めているわけでございますけれども、今後につきましては行政の内部、それから関係する民間の組織等と連携をいたしまして、一体的、戦略的に進めていく必要があるというふうに考えております。これを進めていくに当たって計画をつくっていくということでございます。
◆委員(堀口順君) 今のブランド
シティプロモーションの関係ですけれども、今部署ごとにいろいろ挙げさせてもらって、それと同時に民間とも一体的な形での策定というふうになっているのですけれども、ここに委託料というふうになっているので、委託料の先がどういうところなのかわかっているようでしたらお知らせ願いたいと思います。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 委託先については、まだ未定でございますけれども、そういう専門の企業を探して委託をしたいというふうに考えております。
◆委員(堀口順君) ここら辺のところは、よく言う自分のところではなかなか見えないというような部分もありますから、これは常日ごろから市長のほうも市内業者というふうには言っていますけれども、これは全国ネットないしは、もしかしたらお隣さんのように海外からというようなこともありますけれども、ぜひその辺のところをよく検討していただいて、委託先もよろしくお願いしたいと思います。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
少し前に戻り、6ページをお開きください。
繰越明許費の補正 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) これより議案第54号の
所管部分を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
渡邊幹治君)
起立全員です。
よって、議案第54号の
所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、平成28年度
予算議案の審査を行いますので、予算に関する説明書(1)を御用意ください。
議案第41号 平成28年度高崎市
一般会計予算の
所管部分を議題といたします。
なお、質疑に当たってはページ、目の名称、事業名等を述べてから内容に入ってください。
それでは、審査に入ります。
8ページをお開きください。
歳入1款市税について御質疑ありませんか。
◆委員(北嶋菊好君) 1款2項1目固定資産税についてでございますけれども、前年度対比で6億6,586万3,000円と、収入歩合で98.3%で見積もって出ておりますけれども、そのうち土地については下落傾向だからそれほど変わりはないというふうに思っています。それから、家屋については、もしかしたら来年4月1日の消費税増税絡みで駆け込み需要があるのかなということも予想されますけれども、契約は9月ぐらいまでにすれば8%でやるという政策がまた出てくるのだとは思いますけれども、その中で償却資産の部分を見ると4億7,582万2,000円という、ちょっと伸びが大きいという見方をさせていただきましたけれども、いわゆる企業が内部留保しなくて、設備や賃金に回して、そのうちの設備に回したのが今後ふえるのかなという思いのもとで増額されているのかなという感じもしますけれども、ただ地方においてはまだそこまでいってはいないのではないかという議論もあるので、その辺の考え方を教えてください。
◎
資産税課長(柴田彰君) 昨年、予算の編成時におきまして、市内の大手業者40社に聞き取り調査を行いましたところ、前年に比べて設備投資を積極的に行った企業が多く見られまして、また直近の経済指標を見ても設備投資の状況は上向きに推移しているところから増額を見込んだものでございます。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
14ページをお開きください。
2款地方譲与税から
3款利子割交付金まで (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 16ページをお開きください。
4款配当割交付金から
7款ゴルフ場利用税交付金まで (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 18ページをお開きください。
8款自動車取得税交付金から
10款地方特例交付金まで (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 11款地方交付税について御質疑ありませんか。
◆委員(堀口順君) 地方交付税ということで、合併を10年経過してということで、算定がえということで11億円がマイナスになっておるのですけれども、これからどういう形で今後推移するのか、その辺も含めてお知らせ願いたいと思います。
◎財政課長(山田史仁君) 地方交付税につきましては、合併後10年経過しましたので、今年度11億円の減額で計上していますけれども、その影響額といたしますと、縮減で約4億8,000万円、そのほかにことしの地方財政計画の伸び等を勘案いたしまして全体で11億円の減で計上させていただいているところでございます。
今後の推移ということですけれども、平成28年度から縮減が始まりまして、平成33年度には一本算定の金額になるということでございます。縮減の率といたしましては、平成28年度が0.9、平成29年度が0.7、平成30年度が0.5、平成31年度0.3、平成32年度が0.1ということで順次順番に減っていきまして、平成33年度で一本になるということでございます。
◆委員(堀口順君) 今回は、地方消費税の増額等も含めて、ある程度の増減ということの中で組み入れられているのだなというふうに解釈はしているのですけれども、今お聞きしますと今後0.9、0.7、0.5、0.3、0.1ということで、ある程度やはり減額ということになりますので、その辺のところも含めて、平成28年度は過去最高の予算ということでもあります。そういう中で、財政面も含めてしっかりとまた進めていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
20ページをお開きください。
13款分担金及び負担金2項負担金 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 22ページをお開きください。
14款使用料及び手数料1項使用料 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 26ページをお開きください。
2項手数料 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 28ページをお開きください。
15
款国庫支出金1項国庫負担金 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 30ページをお開きください。
2項国庫補助金 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 34ページをお開きください。
3項委託金 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 36ページをお開きください。
16款県支出金1項県負担金から
2項県補助金まで (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 40ページをお開きください。
3項委託金 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 42ページをお開きください。
17款財産収入1項財産運用収入 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 44ページをお開きください。
2項財産売払収入 (質疑なし)
18款寄附金について御質疑ありませんか。
◆委員(堀口順君) 1目の一般寄附金の中のふるさと応援基金寄附金ということで1億2,000万円ほど、これ昨年の秋にカタログも大分充実されて、ぐっとふえたというので、また平成28年度はこのような計画かなというふうに思うのですけれども、いずれにいたしましても、この算定基準はどういうふうな形でなったのか、お知らせ願いたいと思います。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 昨年の9月に返礼品の品ぞろえをふやしまして、それ以降急激に寄附がふえている状況で、ことしの2月に1億円を突破いたしました。この1億2,000万円につきましては、今年度の実績をもとに、おおむね1億2,000万円ぐらいであろうということで計上させていただいたわけでございます。
◆委員(堀口順君) 内容を充実したということで、一気にこういう金額ということで今御説明ありましたけれども、今後も内容等は地元の業者さんを育てるという、そういうような意味も含めてよくまた選定をしていただいて、その都度バージョンアップを図っていただいて、よろしくお願いしたいと思います。
◆委員(丸山覚君) 今の堀口委員の質問に関連しまして、すごい伸びだと思うのですけれども、人気商品をちょっと御報告いただきたいのですけれども。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 人気商品のトップはハラダのラスク、続きましてハーゲンダッツのアイスクリームというふうに続いております。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
19款繰入金について御質疑ありませんか。
◆委員(北嶋菊好君) 繰入金、全体では53億円ちょっと、前年度対比で金額にして14億円ぐらいふえている。そのうち、ふえ方として11億円財調から繰り入れたということですけれども、法律で財調に必ず決算の余剰金を入れなければなりませんよという縛りがあると思うのですけれども、そうしてやった上でもまだ積み増しが当初で増額しなければならない。それは、財調というのは家庭で言えば貯金みたいなもので、これはないよりはあったほうがいいわけですけれども、しかし私の個人的な見方なのでしょうけれども、財調によって片寄った行政サービス、そんな感じもしているのですけれども、その辺の考え方をお聞きしたい。当然その財調というのは年度間の不均衡を調整する財源でもあるのですけれども、その辺の考えをちょっと教えてください。
◎財政課長(山田史仁君) 決算剰余金の関係で財調の基金の金額ですけれども、決算の剰余金につきましては、今お話のありましたように2分の1以上は積んでいくというような話になっていますけれども、高崎市の場合は今までの通例的に大体、年度末に70億円程度になるように調整をさせていただきながら決算剰余金の積み立てをさせていただいてきているところでございます。
もう一つ、繰入金に関してですけれども、この繰入金については先ほどお話ありました年度間の財源の調整という部分が主な内容でして、予算につきましても全ての歳入歳出の差分についてを対応させていただいているというようなものでございます。特に行政サービスの財源に片寄ったりということではございません。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
46ページをお開きください。
20款繰越金 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 48ページをお開きください。
21款諸収入1項延滞金・加算金及び過料から
2項市預金利子まで (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 50ページをお開きください。
3項貸付金元利収入から
5項雑入まで (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 54ページをお開きください。
22款市債について御質疑ありませんか。
◆委員(北嶋菊好君) 市債についてですけれども、借金をするという単純な考え方でいうと、一般家庭で考えても金融機関が資産や預貯金がないとなかなかお金は貸してくれません。自治体にとってもそうだと思うのです。健全財政を標榜する高崎市ですから、このぐらいの140億円ちょっとでは、びくともしないというふうに私も認識をしている一人でございますけれども、この中で前年度より1億9,600万円ふえていると。そのうちの臨財債45億3,000万円ですよと。それとあとは土木債83億円。これは、今
高崎アリーナと名称決まりましたけれども、そこのところと立体駐車場が83億円というような土木債ですけれども、そういった現状を見たときに特に臨財債の45億3,000万円、財政を考えたときに有利な起債ということで、非常に臨財債というのは全額地方交付税の需要額に算定されて有利な起債ですよという考え方に立っているのだというふうに私も思いますけれども、ただ国のほうも大分地財計画なんか見ても、交付税の額がだんだん右肩下がりで、ことしも15兆円ちょっと、16兆円いっていないですよね。そういった中で、果たしてその担保は今後も続くのだろうかどうだろうかという、国の考え方にもよるのでしょうけれども、余りにも臨財債に頼るとちょっと不安があるのかなというのが1つ。要するに平たく言えば借金なのですけれども、これらの借金は将来世代に負担として市民が汗水流して返済していくということを考えると、その辺のところは、財政課長、どういうふうに考えていますか。
◎財政課長(山田史仁君) 臨時財政対策債につきましては、先ほどお話がありました交付税の財源として将来的に元利償還金として毎年度基準財政需要額に全額算入されるというような国の制度でございます。高崎市としますと、国の制度という部分ですので、この制度の性格上、本市では交付税の一部として捉える形で予算を計上させていただいて、利用させていただいているというものでございます。
それから、将来世代の負担という部分でございますけれども、この市債というものが将来にわたって利用する施設等の整備に対しましてその財源として活用されるものでございますので、それを利用しますこれからの世代の方にも公平に負担をしていただくという考えに基づいてやらせていただいているものになっております。この財政運営に当たりましては、今後とも補助金だとか基金、また財源確保に努めまして、財政指標などにも留意し、市に必要な事業に絞った活用などにさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
◆委員(北嶋菊好君) わかりました。12月末現在の市債現在高も見ると、1,374億円ぐらいということを包含して私質問したわけでございますので、よろしくお願いいたします。
それともう一点、予算にも決算にもあらわれない一時借入金、いわゆる出納閉鎖等を控えたときに資金繰りの関係でやった覚えがあるのですけれども、その辺の年度間で借りて返すというので、表に出てこないのです。その辺の一時借入金についていかがなのでしょうか。
◎財政課長(山田史仁君) 一時借入金につきましては、本市では平成24年度以降は借り入れた実績はございません。資金不足がもし見込まれる場合等につきましては、基金の繰りかえ運用というようなものと、また臨時財政対策債、先ほど説明させていただきましたけれども、こちらのほうを早目に借りるという形で財源のほうは対応させていただいているところでございます。
◆委員(北嶋菊好君) 一時借り入れは今していないということでございます。借り入れれば利息、幾ら今金利が安いといえ、金額は大きいものですから、かなりの元利償還をしなくてはいけない形になるのだと思いますけれども、わかりました。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
続いて、歳出の審査を行いますので、58ページをお開きください。
1款議会費 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 60ページをお開きください。
2款総務費に入りますが、1項総務管理費は内容が多岐にわたっていますので、2つに分けて審査を行います。
1目管理費から8目財産管理費について御質疑ありませんか。
◆委員(丸山覚君) 65ページの自治振興費の住民センター設置事業について、住民センター建設補助金で2,000万円ということでございますけれども、地域にとって住民センター、いわゆる地域の集会所ですか、大切なものでございますので、要望というのは年度でどのぐらい上がってくるものなのか、ちょっと教えていただければと思うのですけれども。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 毎年翌年度の要望というのを各区長さんに聞き取りを行っておりまして、新築、それから改修等の要望を把握させていただいておりまして、大体数十件程度の要望が毎年出ている状況でございます。
◆委員(丸山覚君) わかりました。そのうちこの2,000万円、ほかに助成金がありますけれども、何件ぐらいこれで対応するのでしょうか。
◎
企画調整課長(太田直樹君) この2,000万円の根拠ですけれども、新築を2件、それから改修を20件程度見込んでおります。
◆委員(丸山覚君) 続いて、街路灯経費のところをお尋ねさせていただきます。これLED化という御説明がありましたけれども、本市ではLED化も非常に積極的に進めていただいていると思うのですけれども、どのぐらい進捗したのでしょうか。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 平成27年度2月ですけれども、98%の進捗率でございます。
◆委員(丸山覚君) あともう一息というところまで来たわけですけれども、今回の予算の数字、電気料金補助金3,600万円ぐらいが計上されているのですけれども、この切りかえの電気料削減効果というのはどのぐらい見込んだのでしょうか。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 削減効果ですけれども、昔は蛍光灯で、それをLEDにしますと、電気料で大体2分の1ぐらいの料金で済むということでございますので、削減効果とすると半分ぐらいというふうに言えると思います。
◆委員(北嶋菊好君) 6目の財政管理費のところで地方公会計制度支援委託料243万円、今役所がやっているのは現金主義というか単式簿記、これを発生主義の複式簿記にという方向でということで記憶しているのですけれども、その辺の進捗状況はいかがですか。
◎財政課長(山田史仁君) 今回計上しております243万円につきましては、今お話しいただいた新しい発生主義のものとは別でございます。この発生主義の部分につきましては、平成29年度までに国のほうが統一的な基準にのっとった財務書類等をつくるようにということで地方公共団体に求めているものでございますので、これにつきましては平成29年度ということですので、それに合わせて必要な対応を図っていきたいというふうに考えているものでございます。
◆委員(北嶋菊好君) 長く単式簿記で我々もやってきた一人ですけれども、複式簿記が非常に頭に入りにくいというのは職員みんなそうだと思います。バランスシートの問題とかが出てくるのだと思うのですけれども、今の財政課長の説明でわかりました。ありがとうございます。
◆委員(堀口順君) 3点ほどちょっとお願いいたします。
まず、1点は63ページになります。福利厚生費の中の職員ストレスチェック委託料ということで286万2,000円ほど、これ新しい内容のものだと思います。一般質問で新保議員もやっておりましたけれども、改めましてこれは大変大切なことだと思いますので、どのようなものなのか、まずお聞かせ願いたいと思います。
◎
職員課長(
清水敏博君) この職員ストレスチェック制度につきましては、昨年12月に労働安全衛生法の一部改正が行われました。これによりまして、従業員50人以上の事業者に対して、このストレスチェックを行うことが義務づけられたものでございます。労働者の心理的な負担の程度を把握するための検査、それから医師による面接指導という一連の取り組みを行うこととされているものでございます。
◆委員(堀口順君) ストレスというのは、当然仕事以外でも家庭でも何でもストレスあるかとは思うのですけれども、この関係を本市の中でどのように生かせるか、それからまたもう一点は委託先等も含めどういうところに委託するのかお答え願えればと思います。
◎
職員課長(
清水敏博君) このストレスチェックを実施する狙いですけれども、2点ほどあるかと思います。まず、1点目は職員個人に対してのことになるかと思います。定期的に職員がみずからのストレスの程度を把握するという、気づきということを促すことによりまして、メンタル不調を未然に防止するということが1つの狙いになるかと思います。それから、もう一つといたしましては、このストレスの原因となります職場環境の改善というものにつなげまして、職員が健康で働きやすい職場をつくっていくことが大事であるというふうに思っております。
それから、その委託先ということでございますが、委託先については現在のところまだ決めておりませんで、これからということになりますけれども、このストレスチェックということでかなり専門的な分野でもございます。また、産業医の先生との連携といったことも必要になってまいります。そういったことで本市の実施方針というものをこれから細かく定めまして、それに沿った業者を選定してまいりたいと考えております。
◆委員(堀口順君) ぜひ個人的なものと、もう一つ職場環境というのがありました。いい職場環境をつくっていただくために、ぜひこれは生かしていただければというふうに思います。
続いて、2点目のその下に職員研修経費ということで3,100万円ちょっとありますけれども、大分また300万円ほどふえておりまして、私は研修というのは大切だということで、こういう場ですとか、一般質問を含めて何度か進言させていただいておりますので、この辺のところのふえた原因と、今後の方針も含めてお答え願いたいと思います。よろしくお願いいたします。
◎
職員課長(
清水敏博君) ふえた要因でございますが、主な要因といたしましては2点ほどございます。
まず、1点目は旅費が126万7,000円ふえているというところ、それから宿舎の借り上げ料が250万円ふえているというようなところがございまして、これについては、まず旅費の部分でございますが、この中には海外派遣研修というのがございます。具体的に申し上げますと、総務省が実施いたします地方公務員海外派遣プログラムというものと、本市が独自に実施をしております姉妹都市を中心とした海外派遣研修というものがございます。これにつきまして、平成27年度が5名でありましたものが、来年度は10名に、倍にしたいということでございまして、こちらがふえております。また、宿舎の借り上げ料でございますが、こちらは国の機関への派遣ということで職員がアパートを借りる費用でございますけれども、こちら平成27年度が2名でございましたが、来年度につきましてはこれを2名ふやして4名にしていきたいということでの増ということでございます。
それから、研修の方針ということでございますけれども、本市におきましては平成20年3月に人材育成基本方針というものを策定してございます。この基本方針では、目指すべき職員像を市民の視点に立った行政のプロということを目標に掲げてございます。来年度につきましても、こういった方針に基づきまして、研修内容を充実させて実施していきたいというように考えております。
◆委員(堀口順君) 国、それから海外も含めて倍増するということで、非常に研修というものの内容をどれだけ今度は研修を受けてきた職員が市政に反映するかということがまたポイントになるかなというように思うのですけれども、ぜひやはり質の高い研修を受けていただいて、やはり個人だけではなくて、そこに持ち帰ったものをまた市の職員全体にも波及させるというようなこともしっかりと狙いを定めていただいて進めていただければありがたいなというふうに思いますし、非常に私も期待しておりますので、よろしくお願いいたします。
続いて、市民の声アンケート調査事業ということで、これ2年に1度ということでございます。隔年行われている市民の声アンケートと、また別に何か狙いも定めてあるのかどうか、その辺のところをどんな計画でいるのか、現時点で結構でございますので、お答えください。
◎広報広聴課長(御園生敏寿君) 市民の声アンケート調査事業ですけれども、2年に1回ということで、ことしが19回目ということになります。アンケートの内容でございますけれども、これまでの経緯を踏まえた継続的な質問と新規項目を取り入れたものを考えておりますけれども、質問事項についてはこれから検討させていただきたいと思っております。
◆委員(堀口順君) 継続事項というのが大半にはなるかと思いますけれども、新しい事項も今後検討していただいて、ぜひ現在高崎市が進めているいろいろな大型プロジェクトがございます。そういうものも含めて、やはり広く市民の皆さんからいろいろな声を聞くということも非常に大切かなというふうに思いますので、その辺の分野もよく検討していただいて、ぜひ取り入れていただいて実施を願いたいと思います。
65ページの自治振興費の中の区長会の関係なのですけれども、区長会報償金ということで1億1,400万円ほど上がっております。御承知のとおり現在は65歳が定年ということで、そういう意味も含めますと、なかなか新しい区長になっていただけないというのが各地区の現状かなというふうに思いまして、そういう意味からすると区長さんの高齢化って非常に進んでいるような状況であるというふうに私は認識しているのですけれども、その辺のところも含めて、市としてもどういうお手伝いができるのか、何かそういうようなものがありましたらお考えをお聞かせ願いたいと思います。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 区長さんのなり手がいないということもそうですし、町内会の役員さんも非常に高齢化が進んでいるということで、なかなかなり手がいないという状況は認識しております。これは、高齢化というのが大きな課題だと思います。それ以外にも社会構造とか、個人一人一人の意識の変化というようなものもいろいろあると思うのですけれども、市としては行政としてかかわれる範囲内でできる限りの相談というのをさせていただいている状況でございますので、今後も引き続きそういった体制でいろいろな相談を受けさせていただければと思っております。
◆委員(堀口順君) やはり小さいところの所帯と大所帯、こういうところでも大分区長さんの負担というのは違うのかなというふうに思います。そういう意味では、いろいろそういう仕事の量も含めて細かいところでフォローできるようなことというのは多分あるのかなと。特に例えば広報を配る件ですとか、これをある程度少し余裕を持って1日、2日早目にするだとか、そういうようなことができないかどうか、いろいろ視点を変えれば区長さんの仕事の軽減なんかにつながるのではないかということからも含めてぜひ相談に乗っていただいて、できるだけ区長さんが気持ちよくやれるように、それが今度また次に新しい区長さんにバトンタッチができるような体制にもつながってくるのではないかなというふうに今私は思いますので、ぜひよく相談を受けていただければと思います。よろしくお願いいたします。
◆委員(伊藤敦博君) 堀口委員の質問に関連して、63ページの市民の声アンケート調査事業ということで、先ほどまだ具体的な内容については決定していないという声がありました。高崎市が行うプロジェクトについても、もちろん市民の声が必要だと思うのですが、例の県が進めるコンベンションの問題について、昨日都市整備部長に列席いただいて、市民の方の懇談会もありましたけれども、やっぱり市民生活に密着する問題だと思いますので、ぜひこのアンケートにコンベンションの問題を取り上げていただきたいと思いますが、いかがでしょう。
◎総務部長(兵藤公保君) 市民の声をお聞きするためのアンケートでございます。今コンベンション施設というふうなお話がございましたけれども、これは県のほうが主体的になってやっている事業でございますので、私ども広報の立場とすれば、市民の声のアンケートの中にそういったものを入れていくということは現時点ではちょっと考えにくいかなというふうに考えております。
◆委員(伊藤敦博君) 確かに県が行う事業ではありますけれども、市民の生活に大きく関与する事業だと思いますので、この点についてはぜひ前向きな御検討をお願いしたいと思います。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
74ページをお開きください。
9目企画費から21目総務諸費について御質疑ありませんか。
◆委員(丸山覚君) 85ページの2款1項17目情報推進費、この中の
情報システム経費の中にコンビニ証明書交付センター運営費負担金というのがございますけれども、まずこの負担金の中身を教えてください。
◎
情報政策課長(柴田和秀君) こちらにつきましては、ことし1月から始めましたコンビニエンスストアにおける住民票等の証明書交付に伴って、各自治体がコンビニエンスストアと契約するのではなくて、証明書交付センターを運営し、コンビニ各社と保守運営などを一括契約している地方公共団体情報システム機構、通称J―リスと言っているのですけれども、そちらに支払う運営費の負担金となります。
◆委員(丸山覚君) 仕組みはわかりました。私は、コンビニと直接やるのかな思っていたものですから。
その次に、発行書類のほうをちょっと御報告いただきたいのですけれども。
◎
情報政策課長(柴田和秀君) 今年度1月から今住民票の写しと印鑑登録証明書を交付できるようになっております。ただ、今後交付できる証明書といたしまして税証明書、またあと戸籍等も早い段階で追加できるよう検討しております。
◆委員(丸山覚君) 戸籍とか税証明書というのはとる頻度多いので、ぜひ早目にお願いいたします。
◆委員(丸山和久君) 75ページの企画調整課の経費の一番下のところで、移住促進資金利子補給金というのがあるのですけれども、これはどういう部分だか、ちょっと内容を教えてください。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 地域としましては、倉渕、榛名、吉井、この3地域に限りまして、その地域に新しく家屋や土地を買って移住をするというときに借り入れをするケースがあると思うのですけれども、その借り入れの利子を5年間全額補給をするということでございます。
◆委員(丸山和久君) 人口減少化の地域、倉渕、榛名、吉井というふうになっていますけれども、実績ではどのぐらい今まであったのですか。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 新規事業になります。
◆委員(丸山和久君) 新しい事業ということですね。そうすると、例えば新町地域も人口が少し減っていると思うのですけれども、その辺の対応はどうなのですか。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 人口減少率からいきますと、10年前との比較で、倉渕地域が80%、榛名地域が92.2%、吉井地域が95.5%、それから新町地域につきましては98%となっております。100%以上ではないということでございますけれども、この倉渕、榛名、吉井が減少率が大きいということで、この3地域に限らせていただいたということでございます。
◆委員(
後閑賢二君) 77ページ、地域振興費の中の旧川浦小学校再生整備事業というのが載っていますけれども、利活用検討調査委託料として290万円ほど乗っているわけですが、本当に早く活用していただきたいと思うのですが、これはどのような形で取り組まれるのでしょうか。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 今倉渕地域の旧川浦小の利活用につきまして、どういうふうに活用していくかということを、新年度になりまして委託をさせていただくのですけれども、委託先はまだ確定はしておりませんけれども、かなり絞り込まれてきてはいる状況でございます。内容につきましては、もう少し煮詰まってきた段階でお伝えしたいと思っております。
◆委員(
後閑賢二君) 委託先は決まっていないということですが、これは専門家の方だとか、そういうのを予定しているのですか。地元の意見だとかというものは集約していないのでしょうか。
◎
企画調整課長(太田直樹君) もちろん地元の方のお話というのは伺う必要があるかと思います。委託先につきましては、山村の利活用を専門に取り組んでいるようなところに絞り込ませていただきまして検討しているということでございます。
◆委員(
後閑賢二君) さきに過疎化の地域ということで、林業だとか、山間地の産業の活性化の拠点として研究だとか、PR機関としてやっているというのも視察してきたのですけれども、また倉渕地域は過疎化が進んでいるというか、お年寄りの方がふえているわけですよね。だから、福祉施設だとか、いろいろ活用の仕方もあると思うのですけれども、ぜひしっかりとこれからの地域の活性化のためにつながるものを見つけていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
◆委員(後藤彰君) 77ページの地域活性化センター運営事業についてなのですが、平成28年度の事業計画はどのようになっていますか。お伺いいたします。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 地域活性化センター、一般的に電気館という通称で呼ばせていただいています。電気館につきましては1階と2階の施設がありまして、1階につきましては集会室と研修室というのがあるのですけれども、ここで平成27年度におきまして電気館祭とか、子ども向けのイベント等数多くやらせていただきまして、新年度につきましても同様に子ども向けのイベント等を予定しております。2階につきましては上映施設でございますので、「ここに泉あり」ですとか、そのほか時期折々の話題性なども加味しながら、いろいろな特集の上映というのですか、特定の監督さんの映画とかいうものをやっていければというふうに考えております。
◆委員(堀口順君) 75ページの企画費の中の一番下になります高崎文化芸術センターと新体育館の企画誘致事業ということでございます。ここに委託料として6,250万円ほど、いよいよ動き始めているのだなということで、かなりの金額がプラスになっておりますけれども、この企画ということに対する内容的なものがある程度わかっているようでしたら、どの辺のところが狙い目なのか、お聞かせ願いたいと思います。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 文化芸術センター、それから新体育館、こちらにつきまして今年度も企画事業ですとか誘致活動を委託させてもらっております。来年度につきましても、引き続きその事業を継続させていただくわけですけれども、これに加えまして文化芸術センターの委託料の中で、ちょっと新しい事業をやっていこうということで、内容につきましては国内トップレベルの劇場と、それから高崎を拠点に活動している団体、これらの方々の共同制作事業というものを平成28年度中に音楽センターで開催する予定でございます。内容につきましては、まだ調整段階でございますので、詳しいお話はできないのですけれども、文芸センターの開館後に高崎オリジナルの演目を皆様にお見せしたいということで、その検証とかノウハウの蓄積、これを兼ねた実験的な催しを実施するということでございます。
体育館のほうにつきましては、新体育館の開館が間近に迫ってきている、それから2020年の東京オリンピックが近づいてきたということで、オリンピックの事前合宿の誘致活動、それから国際大会の誘致活動、これらが本格化してきたというところで増額になっているというところでございます。
◆委員(堀口順君) 今のお話を聞きますと、いよいよ本格的に動き始めているのだなというのは実感するわけでございますけれども、やっぱり企画等も含めて、ソフトの部分というのは本当にこれから成功するかしないかの鍵を握るというふうに言っても過言ではないかなというふうに思いますので、しっかりと狙いを定めて、また継続して力強く進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
◆委員(北嶋菊好君) 74ページ、9目企画費の中で、二重丸2番目の総合計画推進事業、金額少ないのですけれども、第5次総合計画は平成20年度から平成29年度、あと2年と私は記憶しているのですけれども、平成25年度から平成29年度は後期計画だと、そういった中でこの総合計画の今後の予定はどうなっているのか教えてください。
◎
企画調整課長(太田直樹君) 第5次総合計画につきましては、残り平成28年度、平成29年度の2カ年残っております。この後でございますけれども、平成30年度からの第6次総合計画を策定する予定でございます。
◆委員(北嶋菊好君) 2年かけてつくると、こういう認識でよろしいのですか。
◎
企画調整課長(太田直樹君) はい、そのとおりで平成28年度、平成29年度の2年間でつくる予定でございます。
◆委員(北嶋菊好君) 先ほど一番下、9目のところで堀口委員が質問をした高崎文化芸術センター(仮称)・新体育館企画誘致事業の中で、平成27年度もこれはやったのですか。2年目だということですけれども、6,250万円、これは昨年度も一緒ですか。委託先がわかったら教えてください。
◎
企画調整課長(太田直樹君) そうです。昨年度、今年度、それから来年度も文化スポーツ振興財団を予定させてもらっております。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
90ページをお開きください。
2項文化振興費について御質疑ありませんか。
◆委員(後藤彰君) 文化振興総務費の91ページにある各文化会館、文化ホールのところに点検委託料というのがあるのですが、その点検の結果と、また今後の改修計画とかがあればお聞かせください。
◎
文化課長(櫻井実君) 箕郷、新町、榛名、吉井の各文化会館につきましては、毎年度音響や照明、空調機器など項目ごとに保守点検を行い、安全・安心な文化施設の管理運営に努めているところでございます。ただ、いずれの施設も建設から20年以上が経過しておりまして、毎年何らかの修繕を行っているところでございます。具体的な改修計画については定めてはございませんが、保守点検の結果に基づき、優先順位の高いものから予算化して修繕を行うとともに、危険性や緊急性に応じ補正や予算流用などにより対応をしているところでございます。
◆委員(北嶋菊好君) 92ページ、上に指定管理施設維持管理事業ありますけれども、公益法人の文化スポーツ振興財団の関係ですけれども、今プロパー職員は何人いますか。
◎
文化課長(櫻井実君) 総務、文化施設、スポーツ公園施設、文化芸術センターを含めまして、65人でございます。
◆委員(北嶋菊好君) ありがとうございました。それで、その65人のうちに管理職は何人おりますか。
◎
文化課長(櫻井実君) 17名でございます。
◆委員(北嶋菊好君) ありがとうございました。この財団を創立してかなり年数がたっておりまして、やっぱりプロパー職員の処遇というのが一つは課題だというふうに私認識をさせていただいた一人でございまして、本庁のほうから管理職がぽんと飛んでいってやるというのが今までのやり方だったというふうに思いますけれども、プロパー職員のやる気を起こす意味でも、組織の活性化という意味でも、一人でも多くのプロパー職員の管理職登用をお願いします。
○副委員長(時田裕之君) 今のと同じところなのですけれども、文化施設指定管理料は、これ一まとめになっているのだと思いますけれども、これ施設ごとの指定管理料が出せないものでしょうか。よろしくお願いいたします。
◎
文化課長(櫻井実君) 公益財団法人文化スポーツ振興財団への公益文化施設指定管理料3億1,549万5,000円の内訳を御説明させていただきます。
まず、施設の管理事業費といたしまして、文化会館が約4,100万円、少年科学館が約1,000万円、音楽センターシンフォニーホールが約200万円、シティギャラリーが約6,300万円、高崎サウンド創造スタジオが約3,500万円で、合計1億5,100万円でございます。
また、自主事業費の内訳といたしまして、文化普及事業費として約3,900万円、この中には高崎サウンド創造スタジオの自主事業費約1,800万円が含まれております。
また、文化事業費といたしまして約7,900万円、少年科学館文化事業費が約2,000万円で、合計1億3,800万円となっております。あとこれに加えまして、管理費等で約2,600万円となってございます。
○副委員長(時田裕之君) ありがとうございました。
次のページ、95ページになるのですが、上から5行目です。アートインキュベーション推進研究事業について、今までの登録数とどの程度利用されているのかの頻度をお答えください。
◎
文化課長(櫻井実君) 高崎アートインキュベーション事業につきましては、高崎駅周辺を中心といたしましたエリアのまちづくりの一環といたしまして、音楽、美術、デザイン、パフォーマンス、映像など、アートによるまちづくりを目指しております。その中で、高崎駅の東西自由通路にアマチュアミュージシャンが自由に演奏できるスペースとしまして、高崎ステーションステージを設けております。そちらの登録数でございますが、現在これまでに800件ほどの登録をいただいております。また、ミュージシャンが自由に使えるということで、登録されたミュージシャンがいつでも気軽に演奏させていただける状況でございます。
○副委員長(時田裕之君) ありがとうございました。
最後にもう一点、済みません。97ページ、二重丸一番最後の山田かまち美術館運営事業の作品借上料240万円、これは前年も240万円で計上されたのですが、昨年と違うものを借りての借り上げでしょうか。
◎
文化課美術館副館長(松田匡子君) 作品借上料をお支払いするものは、かまち直筆のノートなどでございます。市で運営を開始するに当たり、それまで展示されておりませんでしたかまち直筆のノートなどを遺族からお借りして展示することで、よりかまちの世界観をお伝えすることができると考え、貴重な作品資料として借用料をお支払いし、展示することといたしました。
昨年度と違う作品かという御質問でございますが、ノートには何ページにもわたりまして詩やデッサンが書かれておりますので、一度に展示ができません。展示するページを昨年度と変え、年4回展示がえを行う予定でございます。
○副委員長(時田裕之君) 済みません、昨年と同様のノートを借りて、ページ数を変えて年4回変えているというお答えなのですけれども、そうするといつかこのノートもページ数が終わりますよね。その時点ではもう寄附をしていただけるとか、または展示をこれでもう終わりにしてしまうとかということでしょうか。
◎
文化課美術館副館長(松田匡子君) 借用の期間でございますが、当分の間借用するということでございまして、寄附の問題とかは遺族の方の御意向もございますので、現段階ではお答えできない状況でございます。
○副委員長(時田裕之君) わかりました。貴重なノートということですけれども、単純に240万円が、年例えば10年お借りすれば2,400万円にもなってしまいますので、一所懸命その辺を少し考えていただきたいなと思います。
◆委員(後藤彰君) 93ページの文化事業費の中の高校生バンドフェスティバル開催委託料というのがございますが、この高校生バンドフェスティバルの優勝者とか入賞者のその後の活躍の場というか、そういう場所はあるのでしょうか。
◎
文化課長(櫻井実君) 高校生バンドフェスティバルの優勝、準優勝のバンドにつきましては、副賞といたしまして高崎音楽祭、高崎おとまちプロジェクトに出演することができます。今年度優勝バンド、リービング ビハインドさんはこちらのほうに出演をして、新たな経験を積ませていただいたものでございます。
◆委員(後藤彰君) ありがとうございました。若い高校生のバンドのモチベーションにもつながると思うので、今後も引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
◆委員(北嶋菊好君) 95ページです。2目文化事業費の芸術文化活動促進事業のうちのマーチングフェスティバル1,600万円、それと光のページェント3,100万円、音楽祭2,600万円、この3つの事業で、当初私が記憶していたのは2,200万円から2,600万円、平年時ですけれども、ここには政策的な要素も入って当然だというふうに私は認識していますけれども、マーチングにしても外国から招聘したりすれば、宿泊費や旅費等でこの補助金が膨らむというのは十分理解しております。それから、音楽祭も2,600万円、光のページェントが3,100万円になったというのは、これはエリアが広がったとか、ただ備品みたいのは毎年使えるような気もするのです。当然これ事業計画、事業報告というのは実際きちっと出ていますか。まずは、そこから。
◎
文化課長(櫻井実君) 高崎市補助金等交付規則に基づきまして、補助金交付申請に当たりましては事業計画のほうを提出いただいております。また、事業終了後には事業報告書の提出もいただいているところでございます。
◆委員(北嶋菊好君) この1,600万円、3,100万円、2,600万円というのは、マーチング等はさっきの事情があってふえますよという要素があるのだけれども、今後もこれをベースに補助金を考えておるか、その辺のところをちょっとお聞きしたいのですけれども。
◎市長(富岡賢治君) そのベースで考えております。
◆委員(堀口順君) 先ほどちょっと質問がありましたけれども、文化会館運営事業ということで、お答えでは修繕の状況等、20年も過ぎているという中で、今後も改修計画に関しては具体的にはまだ組まれていないということなのですけれども、これ見ますと、ほぼ各合併町村のところの文化会館が多いかなというふうに思うのですけれども、全体的に今後の本当にこの関係に関しても、どういう方向でまた持っていくのかなということもそろそろ議論していく段階なのかなというふうにも思いますが、改修計画に基づいてその辺のところの考え方、どんな考え方が今現在あるのかお聞かせ願いたいと思います。
◎
文化課長(櫻井実君) 支所地域の文化施設につきましては、合併前から地域の文化、そして教育の拠点として地域の方々に利用されております。また、地元に密着した施設でございますので、今後とも大切に使用してまいりたいと考えているところでございます。
◆委員(堀口順君) それは、一般的にある意味優等生の答弁かなというふうに思いますけれども、いずれにいたしましてもその辺のところは今後しっかりと議論していく必要があるのかなというふうに思います。今後ともまた議論していきたいと思います。
続きまして、95ページの文化事業費の中の下から3段目になるのですけれども、全国アマチュアミュージシャンフェスティバル開催ということで3,000万円、これ平成27年度もこの金額で、たしか平成27年度はまだ開催されていないのかなというふうには思うのですけれども、この辺のいきさつと、これに基づいて平成28年度また同じ金額が上程されているということで、その辺のところの推移と、それから平成28年度の内容についてお聞かせ願いたいと思います。
◎
文化課長(櫻井実君) 全国アマチュアミュージシャンフェスティバル、こちらの事業につきましてはタゴスタジオタカサキの運営責任者でございます音楽プロデューサー多胡邦夫氏の監修のもと、高崎市、そして関係機関と協議をしながら高崎サウンドを発信する新たな才能の発掘育成事業として、全国規模のアマチュアミュージシャンのオーディションを中心とした事業を考えております。
また、開催に当たりましては他のフェスティバルとの差別化を図り、また音楽都市としての高崎の知名度、そしてブランド力の向上につなげるため、出演者等につきましては音楽業界において知名度の高いアーティストの招聘を考えております。平成27年度におきましては、会場候補地、そして出演予定者との日程調整がつかなかったため開催を見送ったものでございます。平成28年度におきましては、現在会場候補地、そして出演予定者との日程調整中でございます。また、事業の詳細につきましては、今後内容が確定した段階で発表してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
◆委員(堀口順君) 質を高めていいフェスティバルにしたいということの中での平成27年度は開催をしない、できなかったということでしょう。平成28年度、ぜひその辺のところをしっかりクリアしていただいて、多分これは新しくできる運営センターのほうにまたつながっていくのかなと。それから、先ほどありましたその高校生バンドの関係も、例えば優勝者はここには必ず出場できるですとか、いろいろやっぱり開催ということでの地元の売りということも含めて、今後進めていっていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
98ページをお開きください。
3項徴税費 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 104ページをお開きください。
5項選挙費 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 108ページをお開きください。
6項統計調査費 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 110ページをお開きください。
7項監査委員費 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 112ページをお開きください。
3款民生費1項社会福祉費について御質疑ありませんか。
◆委員(堀口順君) 113ページの牛伏ドリームセンターの繰出金ということで、例年この程度の金額が拠出されておるのですけれども、これ吉井の牛伏ドリームセンターということで御承知のとおりと思いますが、この辺のところは例年大分老朽化もしているということも含めて、今後の展望等も聞かせていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎副市長(木村正志君) ドリームセンターにつきましては、これまでも委員会のほうからいろいろ御質問いただいております。一般財源といいますか、一般会計のほうからの繰り入れがことしも5,000万円ということでございます。今古くなってきたという話ありましたが、私も最近見に行ったのですけれども、見方によってはまだまだ新しいなというふうな見方ができます。ただ、いずれにいたしましてもあそこの施設、単なる観光ですとか、保養ですとかといった施設の面だけではなくて、地域住民の福祉の施設というふうな観点もございまして、今の段階では必要な修理は続けながら運営をし、今話がありましたように一般財源はなるべく投入しない方向では工夫をさせていただきますけれども、将来どうするかというのは、これからまた考えさせていただきたいというふうに考えています。
◆委員(堀口順君) この一般財源ということ、この辺のところをやはりしっかりと議論していかなくてはならないとは思うのですけれども、今後のやっぱり使い方というのは、いろいろとやはり広げていく必要が、今後とも運営していくのであるならば、そういう意味ではいろいろ、例えば新体育館もできたりですとか、サッカー、それからラグビー、そういうグラウンド整備も今後進んでいくし、テニスの大会等も、こういうふうになったときに、例えば小・中学生、高校生等で大きな大会なんていうと、やはり宿泊ということの中で宿泊料安いところというのは、やはり出場する方々にとってみると、こういう牛伏ドリームセンターなども、そういった使い方も出てくるのかなと思います。そういうことも含めて今後のやはり運営の仕方、使い方ということも少し広げてもらって、運用していくのであるならば、いろいろなことを検討しながら進めていっていただきたいなというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
224ページをお開きください。
8款土木費3項都市計画費 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 234ページをお開きください。
9款消防費について御質疑ありませんか。
◆委員(北嶋菊好君) 9款消防費の1目常備消防費ですけれども、ここに予算、負担金が35億9,847万7,000円、前にも私ちょっと質疑をしたかなというような感じもするのですけれども、大変難しい課題があることを承知で質疑させていただきます。安中市との一部事務組合を解消して事務委託をすることによって、高崎市が事務委託を受けるから受託という形になるのですけれども、そういった形で経費の節約、ある意味の行革ですよね。意思決定の迅速化等のメリットも考えられる。ただ、これは我々置かれている議会の立場もあるので、そうやすやすと、はいわかりましたという話ではないということは十二分に承知して質疑をするわけですけれども、その辺の考え方はどうですか、副市長。
◎副市長(木村正志君) たしか去年の決算のときにもそういう御意見をいただいたというふうに記憶しております。一部事務組合であれ、委託であれ、消防業務または救急業務そのものについては全く同じで、市民の安心・安全のために業務を推進していくわけなのですけれども、やり方として一部事務組合、また委託、受託というような格好がある。前御意見いただいたときに申し上げたように、安中のほうにも、そういう意見はございますということは安中のほうも承知はしていると思います。ただ、この関係はうちのほうはあくまでも今言われたように受ける側でございますので、非常にそういう部分では高崎市としては難しい問題かなというふうに思っていますので、いずれにいたしましても消防、救急業務については支障のないように万全を尽くしていきたいというふうに考えていますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(北嶋菊好君) ありがとうございました。ある意味で首長のお考えもかなり影響してくるものですから、私退職するときにその辺で、木村副市長も同席をされて、富岡市長も管理者として出ていたときの思いがあるものですから、あえて質疑をさせていただきました。
◆委員(丸山和久君) 同じ常備消防のところなのですけれども、多野藤岡広域市町村圏振興整備組合というふうな部分の中で、吉井地域が合併をして、その部分が残っていますけれども、非常備消防については高崎市の吉井方面隊ということで高崎の消防のほうが見ていると思います。今後この多野藤岡広域市町村圏振興整備組合吉井分署ですか、この辺についてはどういうふうに考えていくのか、もし考えがあれば聞かせてください。
◎副市長(木村正志君) 今の安中市との関係と本当に似ているというか、同じだというふうに思っています。消防、救急業務につきましては、先ほども話をさせていただいたように、これはもう組織が違うからということで一切区分はございませんので、新しいセンター、前のセンターもそうですけれども、直接救急の電話が来れば、そのまま消防署のほうに行くような、そうなっておりますので、今現在支障があるということではないのですけれども、いずれにいたしましても常備消防と消防団の関係もありますので、将来に向かっては検討し、改善をしていかなくてはいけないというふうな認識は持っているので、よろしくお願いいたします。
◆委員(堀口順君) 消防施設費の中の消防施設の整備事業の消防自動車購入2台ということで3,500万円ほど、これは単純にどちらに配備の予定になっているのか、まずお知らせ願いたいと思います。
◎警防課長(井草明仁君) 同じ経過年数の車両もあるわけでございますが、現在のところ車両の状況によりまして西部方面隊、また吉井方面隊の車両を今更新させていただくという予定にさせていただいております。
◆委員(堀口順君) 続いて、その4行目ぐらい上に吉井方面隊第5分団詰所改築工事ということで4,800万円ほど、これ一般質問でも若干ありましたけれども、かなり各分団の詰所が老朽化しているという中で、一般質問の中では木造の関係のところを優先してというようなお話もございました。ただ、意外と旧高崎市内の分団の詰所も鉄筋コンクリートも含めてかなり老朽化があるかなというふうに思いますので、この辺のところは多分財政上の問題、起債の関係、そういう足かせもあるとは思うのですけれども、どのようなお考えなのか、改めてお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎警防課長(井草明仁君) 消防局といたしましては、今委員さん御案内のとおり木造の老朽化が激しい詰所を優先して建てかえてまいりました。ただ、委員さん御案内のとおり街中といいますか、鉄筋コンクリート造の中でも老朽化しているものもございます。そうした意味も含めまして、老朽化の状況はもとより地域の実情、先ほど御案内の財政面といいますか、起債とか、補助金だとか、その辺の問題、課題も含めまして、総合的に、また柔軟に今後も計画的に整備を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解よろしくお願いいたします。
◆委員(堀口順君) 本当にこれ命がかかったり、安全・安心という中での本当に最前線というようなことも含めて、ぜひしっかりと計画を立てていただいて、スピードアップをしていただきながら改修をしていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
△休憩
○委員長(
渡邊幹治君) 審査の途中ですが、この際暫時休憩いたします。
午前11時38分休憩
────────────────────────────────────────────
△再開
午後 0時58分再開
○委員長(
渡邊幹治君) 会議を再開いたします。
休憩前に引き続き審査を行います。
238ページをお開きください。
10款教育費1項教育総務費について御質疑ありませんか。
◆委員(後藤彰君) 241ページの学校教育費、学力アップ推進事業のところの学力向上システム使用料について、学力向上システムについて内容をお知らせください。
◎
学校教育課長(真下雅徳君) 学力向上システムでございますが、学力アップ大作戦で放課後や土曜日の学習会で児童・生徒が使用します教材プリントの作成にかかわるソフトの使用料でございます。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
246ページをお開きください。
2項小学校費について御質疑ありませんか。
◆委員(丸山覚君) 247ページの10款2項1目の学校管理費の中で、遊器具改修工事という項目がありまして、500万円計上されております。説明では、58校の2万502人という御説明をいただきましたけれども、これ58校で500万円なのですから、1校当たり約9万弱ぐらいですか。何となくこの予算で対応できているのかちょっと心配になったものですから、御答弁いただきたいのですけれども。
◎
教育総務課長(小見幸雄君) 遊具等の改修工事につきましては、点検の結果を踏まえまして、緊急度ですとか、危険度の高いものから工事を行うような、そういった対応をとっております。
◆委員(丸山覚君) これは、ある方から言われたのですけれども、うちの学校の遊器具は古いみたいな、これはいろんな学校でそういう部分はあるとは思うのですけれども、今課長の御答弁だと危険度、古い古くないというよりも危険度を優先して、500万円の範囲の中でやっているというお話を聞きましたので、ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
◆委員(伊藤敦博君) 249ページ、2目教育振興費の中で、小学校教育振興事業の下のほうになるのですが、要保護児童就学援助費、準要保護児童就学援助費とあります。近年子どもの貧困の問題が非常に取り沙汰される中で、こうしたセーフティーネットの取り組みが大変大事だと思うのですが、改めてこの内容について教えてください。
◎
教職員課長(星野順一郎君) まず、要保護児童就学援助費でございますが、こちらは生活保護世帯を対象にしまして、健康診断で治療が必要と診断された場合の医療費、また修学旅行費を補助させていただいております。また、準要保護児童就学援助費についてですが、こちら生活保護世帯ではないのですが、経済的な理由で就学困難と考えられる、そうした児童・生徒の保護者に対しまして、学校で必要な学用品費の一部や給食費などを補助しております。なお、給食費につきましては全額補助をさせていただいております。
◆委員(伊藤敦博君) 御回答ありがとうございました。
もう一つ重ねてお聞きしたいのですが、これ後の中学校の部分とも同じ中身が出てくるのですけれども、現在の就学援助の利用状況、利用人数、それとここ数年の推移の状況、ふえているのかいないのか、その辺について教えてください。
◎
教職員課長(星野順一郎君) 準要保護の就学援助を受けている小学生ですけれども、人数的には1,100人前後で推移しております。また、別枠になりますが、中学校のほうは700から750人前後というところで推移しておりまして、ここ数年はほぼ横ばいといった状況でございます。
◆委員(伊藤敦博君) ありがとうございました。子どもの貧困問題、さきに言いましたようにこれからますます社会的な大きな問題になってくると思いますので、取りこぼしのないようにしっかり対応をお願いしたいと思います。ありがとうございました。
◆委員(堀口順君) 同じページ、249ページの学校建設費箕輪小学校校舎建設事業という中に、いよいよ箕輪小も平成28年度に建設工事が始まると。そんな中で、木材調達業務の委託料ということで4,260万円ほど計上されておりますが、どの程度の木材を使って、どのような形で仕上がるのか、その辺を含めてお伺いしたいと思います。
◎
教育総務課長(小見幸雄君) この木材の調達業務委託につきましては、構造を木造でつくりますことから、大量の高崎市産材を前もって確保するものでございます。現在設計中でございまして、設計の中で木材の種類、それから数量をこれから拾ってまいりますので、具体的な形等はまだ固まっておりません。
◆委員(堀口順君) ちょっと意外だったのは、構造ということで、私は内側のところですとか、外側のところとか、そういうイメージがあったのですけれども、考えてみれば最近木材が構造材で使われるということも出てきている。それでは、この後中学校のところでも、高南中の建設ということで、ここでは間に合わなかったみたいですけれども、今後この箕輪小の件を皮切りに、ぜひ木材の使用率を高めてもらいたいなというふうに思うのですけれども、今後の方針なり考え方がありましたらちょっとお聞かせ願いたいと思いますが。
◎市長(富岡賢治君) 木材の価値というのは申し上げるまでもないのですけれども、箕輪小学校の場合には、地域がコンクリートの大きな建物を建てるというのは全く景観にも合わないということで、大胆に構造から全て木材でやるということで方針を立てさせていただきました。でも、ほかの例えば高南中を木材にするというところまで考えているわけではございませんで、それぞれ地域の風景といいますか、景観に合った、その都度、その都度考えていきたいと思いますが、一般的には市内の木材を使うチャンスがあったら、そういうものは使っていくという基本的な姿勢を持っていきたいと思っています。
◆委員(堀口順君) 以前に会派の視察で、この辺のところをちょっと勉強した経過を考えますと、構造に使えるということになると相当木材の使用頻度が高くなるというか、パーセントも上がるということと同時に、木材とコンクリートではやはり体に与える影響というのですか、風邪を引きやすい、引きづらい、こういう点なども含めて、ぜひ積極的に、ましてや本市の木材を中心に使っていただければありがたいなと思いますので、ぜひ今後も計画の中に組み込んでいただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
250ページをお開きください。
3項中学校費 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 254ページをお開きください。
4項高等学校費 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 258ページをお開きください。
5項幼稚園費について御質疑ありませんか。
◆委員(伊藤敦博君) 5項幼稚園費2目教育振興費、259ページの幼稚園教育振興事業の一番下、気になる子対策補助金というのが今年度から新設されていると思います。私もこの問題について一般質問でも取り上げさせていただきましたが、この補助金の使用用途の内容について教えてください。
◎
教職員課長(星野順一郎君) 気になる子対策補助金ですけれども、これは医師の診断等の有無にかかわらず特別の支援が必要である園児、いわゆる気になる子ですけれども、その保育環境の充実のために補助をさせていただいておりますが、主にきめ細かな保育に必要な補助教諭の配置というところに取り組んでもらっております。
◆委員(伊藤敦博君) こうしたところもしっかり取り組んでいただきたいと思います。ありがとうございました。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
260ページをお開きください。
6項特別支援学校費 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 262ページをお開きください。
7項社会教育費について御質疑ありませんか。
◆委員(後閑太一君) 2目文化保護費の上野三碑、四阿設置工事についてお伺いいたします。
◎
文化財保護課長(若狭徹君) 上野三碑のあずまや建設事業でございますけれども、山上碑、金井沢碑の周辺市有地にそれぞれあずまやを設置するものでございます。金井沢碑につきましては、平成27年度に建設しましたトイレ近隣に、それから山上碑につきましては石段の途中に平場がありまして、そちらが市有地ですので、そちらに建設したいと考えております。
◆委員(後閑太一君) 269ページの箕輪城址保存整備事業の中の保存整備工事で4,000万円というのがあるのですけれども、これはどんなものですか。
◎
文化財保護課長(若狭徹君) 本年度箕輪城の中の郭馬出という部分の整備工事を進めておりますが、その継続事業でございまして、主には土塁整備工事、園路整備工事、案内板の設置工事等でございます。
◆委員(後藤彰君) 同じく269ページの旧新町紡績所保存活用計画書作成委託料について、この内容についてお聞かせください。
◎
文化財保護課長(若狭徹君) 旧新町紡績所につきましては、我が国最古の官営紡績工場としまして、本年度重要文化財、史跡にダブル指定されたわけでございますが、平成28年度からは国の文化財として適切な保存管理の方法、あるいは整備活用の方針を定めるため保存活用計画を策定いたします。所有者のクラシエフーズと文化庁、県、市の共通認識となる指針を策定していきます。
◆委員(
後閑賢二君) 同じページ、269ページですけれども、一番下のほうに北谷遺跡保存整備事業ということで、国指定遺跡で、用地買収の予算計上をしていただいたわけなのですが、今年度の用地買収の計画と、これからどのような形で取り組んでいかれるのかお伺いいたします。
◎
文化財保護課長(若狭徹君) 史跡北谷遺跡につきましては、平成28年度から買収に着手いたしますが、国庫補助金を得て進行していきますけれども、その状況にもよりますけれども、5カ年程度で指定地の約3ヘクタールを公有化していきたいと考えております。その後は、遺跡内の発掘調査を行いまして、その後の方針を検討してまいります。
◆委員(
後閑賢二君) 5カ年計画でやっていきたいということですけれども、この地域には宅地もあるのですけれども、宅地のほうも進んで買収をやっていただけるのでしょうか。
◎
文化財保護課長(若狭徹君) 宅地につきましては、指定地に含まれておりません。指定地外でございますので、公有化が終わりましたら、また個別に地権者さんと協議をさせていただきたいと考えております。
◆委員(
後閑賢二君) わかりました。これもかみつけの里に展示しております三ツ寺Ⅰ遺跡と同じで、古墳時代の何か重要な遺跡だそうでございますので、しっかりと整備をしていただいて保存していただければと思います。よろしくお願いします。
もう一つなのですけれども、271ページ、上野国分尼寺史跡範囲の確認事業ということで予算づけしていただいたわけですけれども、国分寺の整備が進んでいますけれども、国分尼寺がまだ残されていたわけです。この国分尼寺の史跡、歴史的重要性についてお伺いしたいと思います。
◎
文化財保護課長(若狭徹君) 国分尼寺でございますけれども、奈良時代の国ごとに国分僧寺とセットで建てられたものでございまして、本来は僧寺と尼寺と合わせて国分寺と称するものでございます。上野国分尼寺は、現在県が整備を進めております僧寺の関越道を挟んだ東方200メートルに位置しておりまして、いまだに全域が農地として保存されております。本県古代史において非常に重要な位置づけを要する遺跡と評価しております。
◆委員(
後閑賢二君) ありがとうございます。国分寺と国分尼寺が同じところに、そしてまた開発をされずに残っているというのは本地、高崎の地だけだと聞いております。よく調べていただいて、これも国分寺と同様にまた史跡保存に向かってお願いしたいと思います。
また、前橋地域につきましては、蒼海の区画整理ということで、今区画整理が進んでおるわけなのですけれども、畑のうちにぜひこれ将来に向かって結論を出していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(堀口順君) 272ページの文化財保護の中の若田浄水場の遺跡発掘調査事業ということで、八幡霊園の関係なのかなとは思うのですけれども、ちょっと内容をお知らせ願いたいと思います。
◎
文化財保護課長(若狭徹君) 若田浄水場遺跡につきましては、八幡霊園に隣接します若田浄水場の建設に伴う発掘でございます。本年度そのろ過池の工事に伴って発掘調査を行いまして、平成28年度につきましては出土品の整理を行いたいと思っております。その経費でございます。
◆委員(堀口順君) わかりました。ありがとうございます。
274ページの3目の公民館費の中の一般経費の中で、公民館運営審議会等の予算がついておりますけれども、市内には44館ということで、地区公民館あるのは御承知のとおりと思いますけれども、本市は今まで歴史的にも公民館を中心にしたまちづくりをさまざまな形で市民運動として展開をしていたとは思いますけれども、現在サークル活動や地域の生涯学習の拠点として運営をなさっているということは認識しています。しかしながら、合併以降各地域で制度の相違もありますが、公民館活動の重要性が行政から市民に対して若干トーンダウンしているのかなというようなことも感じられるのですが、改めて公民館活動が本市の発展に寄与してきたことや地域活動に果たしている成果について、まずはお伺いしたいと思います。
◎
中央公民館長(矢島繁君) 高崎市の公民館は心豊かな活力ある人づくり、地域づくりを重点テーマに、防災講座や道祖神の里めぐりなど、地域の特色を生かした事業を実施しております。平成26年度は、年間約91万人の利用がありました。市内には1,500を超える学習グループが活動しておりまして、公民館は地域の学習活動の拠点として地域づくりに貢献してまいりました。また、学校や地域づくり活動協議会と連携し、芸能文化祭を実施するなど、公民館を拠点として地域活動が展開されてきており、地域の発展に寄与しているものと考えております。
◆委員(堀口順君) 旧市内は、1小学校区1公民館ということで、市民の力を原点として公民館活動を行ってきたということは再認識させていただいておりますけれども、私も数年前に公民館運営審議委員会の委員にもさせていただいて、その当時答申を出させていただきましたけれども、そういうことを踏まえて中央公民館や地区公民館の果たすべき役割や、町内会館との連携を含めて新しい公民館活動のあり方について再度お伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
◎
中央公民館長(矢島繁君) 公民館は、住民の身近なところに活動拠点があることによって、学校と地域が連携するなどさまざまな地域づくり活動を進めております。公民館は、個人の学びを豊かにして、学びを通した人づくり、そして地域づくりへとつないでいく役割がございます。中央公民館は、その施設、設備のスケールメリットを生かした事業や取り組みを実施し、また地区公民館は地域の特色ある事業を実施、特に区長会を初めとした学習団体と連携協力することが重要と考えております。町内公民館につきましては、公民館事業報奨金として1館当たり年間3万7,000円を補助しており、毎年高崎市公民館研究集会において活発な活動を行っている町内公民館を優良公民館として表彰するなど連携を図ってきております。今後も地区公民館と町内公民館のネットワークを強めていくことも重要であると考えております。
◆委員(堀口順君) 以前に私一般質問でもちょっとさせていただきました。地区公民館、地域の皆さん、市民に一番近い形で日ごろから接するというような機会があるということで、何年か、四、五年たった若い職員をぜひそちらのほうにも回していただいて、地域を肌で感じるというようなことが大切だろうということで提案はさせていただきましたけれども、いずれにいたしましてもこの公民館活動は地域に根差して、そしてネットワークをつくりながら地域を盛り立てていく、また市政に対してもいろんな形で助言をしていただくような意見集約の場ということにもなりますので、ぜひ活発にまた今後とも運営をしていっていただきたいというふうに思います。
もう一点、済みません。276ページの図書館運営事業の中で、下から2行目に山種記念吉井図書館耐震補強工事ということで、平成28年度8,000万円ほど予算がなされておりますけれども、これ耐震ということなのですけれども、まずこの内容をちょっとお伺いしたいと思います。
◎
中央図書館次長(舩渡川肇君) 今回の工事は、山種記念吉井図書館、大分老朽化しておりまして、耐震の診断をした結果かなり悪いという状況が出ておりますので、それについての耐震補強工事でございます。よろしくお願いします。
◆委員(堀口順君) これは、要望なのですけれども、こういう機会ですので、大分老朽化、今次長もおっしゃったとおり老朽化をしているという中で、水回りですとか、それから職員の休憩スペースもほとんどないような現状だというふうに認識をしておるのですが、ぜひその辺のところも考慮していただいて、より山種記念館が運営をしやすい環境を整えていただければと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
280ページをお開きください。
8項保健体育費について御質疑ありませんか。
◆委員(丸山覚君) 291ページの10款8項6目の学校給食費で、給食費収納対策事業186万4,000円、ここなのですけれども、今回新しく担当をつけて滞納に対して対応をしていくと思うのですけれども、回収の目標というのですか、この辺のところと御決意をお聞きしたいと思っております。
◎教育長(飯野眞幸君) 御心配いただいております給食費問題ですけれども、資力がありながらなかなかお支払いに応じていただけない方々につきましては、法的措置を入れながら取り組んでいるところでございます。本年度も複数の判決をいただきましたが、その法的措置を前提とした取り組みをする中で、随分お支払いの約束をされている方がいらっしゃいますので、本当にそういう意味では法的な措置を今後もまた過年度については行っていきたいというふうに思っています。
もう一つの問題が、やはり現年度の方々の滞納をいかに未然に防ぐかということなのかなというふうに思っています。そういう点で、今回市長に英断いただきまして、新たに特化したチームをつくらせていただきました。内容的には、現年度の滞納を減らすためには、やはりたび重なる督促、そして今までなかなか時間的にできなかったのですけれども、訪問徴収といったものも入れながら強化をしていく予定でございます。ですから、これによってかなり未納等は改善してくれるものだというふうに見通しとしては思っております。よろしくお願いいたします。
◆委員(丸山覚君) 御答弁をいただきまして、もちろん過年度、現年度両方ですけれども、私市のほうが市の滞納分を回収するということが大事だということは、そのことはもう当然のことなのですけれども、そうやって訪問という部分が入ってくるという、その滞納している方に対しても自分が負っているものを清算していくということは、本人にとって大事なことだと思いますし、今後のことを考えて。だから、別にかわいそう、かわいそうという意味ではなくて、市は滞納をきちっと整理した上で、滞納してしまった方も市とのかかわりの中で、やっぱり自分の負っているものを清算していくということは両方大切なことだと思っていますので、ぜひお取り組みのほうを、今回担当を新たに設定しているわけですから、よろしくお願い申し上げます。
◆委員(伊藤敦博君) 今の丸山委員の質問に関連して、私からも確認させていただきたいと思います。
確かに払えるのに払わない人に対する対策をきちっととっていくということは重要だと思われますけれども、やっぱりこれは一般の税金の調達だとか、家賃の取り立てと違って、学校教育の中で行われる問題ですので、前回の常任委員会の中でも教育的配慮が必要ではないかというお話をさせていただきましたが、例えば家庭への取り立ての仕方を一つ間違えると、子どもの中にうちが給食費が払えないという劣等感が生まれたり、差別意識が生まれたり、ともすればあそこのうちは給食費払っていないのだといういじめにもつながりかねない非常にデリケートな問題だと思うのですが、その辺の教育的配慮について御意見を伺いたいと思います。
◎教育長(飯野眞幸君) この件につきましては、たびたびお話をしておりますけれども、決して弱い者いじめをするとか、そういうことではなくて、今委員さんに言っていただきましたが、支払う能力があって、資力があって払っていただけない方々についてはわかるというお話をいただきましたけれども、まさにそれに絞っていきたいというふうに思っています。そして、それと同時に、先ほどいじめという問題も出ましたけれども、それによって子どもが肩身の狭い思いをするということは何としてもやっぱり避けたいというふうに思っておりますので、そういう今後の取り扱いにつきましては、十分そういう部分も配慮しながら進めていきたいというふうに思っています。
◆委員(伊藤敦博君) ことしの施政方針の一つが温かい眼差しに満ちた市政ということなので、今教育長におっしゃっていただいたように
子どもたちが肩身の狭い思いをすることのないように、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
◆委員(堀口順君) 幾つかちょっと質問させてもらいます。281ページの保健体育総務費の中の自然体験活動施設整備事業、いよいよこれ榛名吾妻荘の関係だと思います。これ平成29年度から本格実施される自然体験の活動というような形の準備段階ということだと思いますけれども、まずどのような形が進んでいるのか。また、開校後、尾瀬学校等もありますけれども、そういうことも含めてどのような形になるのか、今現在で結構でございますので、お知らせ願いたいと思います。
◎
学校教育課長(真下雅徳君) 現在でございますが、プログラムや実施形態につきまして、具体的なことにつきましては専門家、それから関係者の方と研究を進めているところでございます。
また、尾瀬学校につきましては県の事業でございまして、その実施につきましては学校が選択する形となっております。
◆委員(堀口順君) 今の御答弁ですと、それでは尾瀬学校は全く別途で各学校のほうで必要、行きたいということであれば、それは県の事業であるので、選択はできるということでよろしいのでしょうか。
◎
学校教育課長(真下雅徳君) そうでございます。
◆委員(堀口順君) ありがとうございました。
続きまして、283ページになりますけれども、学校体育事業の中の下から4行目、多野藤岡広域市町村圏振興整備組合の臨海学校負担金ということで266万5,000円というふうな形で負担金が出ております。いよいよ先ほどと関連しますけれども、平成29年度から臨海学校を廃止して自然体験のほうに移行するという段取りにはなっているとは思うのですけれども、その辺のところは今後どういう形になるのか。平成28年度はこれで予算化をしているということは理解するのですけれども、その後の関係を含めて御説明願いたいと思います。
◎
健康教育課長(樋口佳子君) 臨海学校の負担金につきましては、吉井地域の小学校が臨海学校として久寛荘の施設を利用する平成28年度まで支払う予定でございます。
◆委員(堀口順君) 平成28年度までということですから、平成29年度以降はこの予算はなくなるということで理解いたしました。
続きまして、285ページになります。指定管理施設維持管理事業という中の一番下に公益法人等人件費補助金ということで、これまた文スポかなというふうに思うのですけれども、2,450万円ほど前年よりもアップしているので、この辺のところ、少し管理のところはふえたのかなと思いますけれども、内容等も含めて平成28年度の計画をお知らせ願いたいと思います。
◎
スポーツ課長(
青木信幸君) こちらは、スポーツ施設が新設されたことによる指定管理施設の増加、それに伴う職員の増員、また給与の改定のほかに、これまで菊地サッカー・ラグビー場と南部野球場ほか2施設の指定管理料には人件費が含まれておったのですが、ほかの施設の指定管理と同様にその人件費を人件費補助金に振りかえたため、前年に比べて増額となっているものでございます。
◆委員(堀口順君) 了解いたしました。
それでは、続いて288ページの小学校給食事業の中の下から2番目に給食室の補修工事ということで1,165万5,000円、こういう形で出ておるのですけれども、最近は教室のほうには空調が全て整備されたということで、実はいろいろ調べてみると、やっぱり給食室の中には空調がまだ整っていないというところも見受けられるようでございますが、この辺のところの考え方について、設置の方向も含めてどのような今御見解でいらっしゃるのかお答え願いたいと思います。
◎
健康教育課長(樋口佳子君) 自校方式の学校給食室でございますが、この施設は全部で63施設ございます。休憩室、下処理室にはこの63施設全てにエアコンが設置してございます。ただ、調理室につきましては50施設がまだ未設置ということになっております。
今後のことということでございますが、現在学校におけるエアコンの設置につきましては、
子どもたちの活動する場所をまず優先にということで設置しているところでございます。今後の状況を十分に把握をしながら検討してまいりたいというふうに考えております。
◆委員(堀口順君) 近年の猛暑は半端ではないということで、そこにまた調理室ということになりますと、さらにさらに蒸してなおかつ暑いということでございますので、環境を整えてあげるという意味では、一遍にというふうにはいかないと思いますが、ぜひ御検討いただいて、順次導入をしていただければというふうに思います。
続きまして、290ページの先ほどは自校方式のほうでしたけれども、給食センター事業ということで、この辺のところなのですけれども、真ん中のところに厨房機器保守点検委託料というようなことも出ていますが、大分厨房のほうの機器も老朽化ということも出てきておりますが、その辺のところの入れかえも含めた形での今後の考え方、どのような検討をなさっているのかお聞かせ願いたいと思います。
◎
健康教育課長(樋口佳子君) 給食センターの厨房機器の老朽化対応につきましては、緊急性の高いものから修繕を含めて現状をよく確認しながら検討しているところでございます。平成28年度の当初予算には1施設の洗浄機を入れかえるための予算も計上してございます。
◆委員(堀口順君) この辺のところは自校方式と絡めた形というのがあるので、非常に微妙なところではあると思うのですけれども、壊れてからという考え方と、そろそろもうまずいなというところと、その見きわめは難しいのかもしれませんけれども、ぜひその辺のところは老朽化がかなり進んでいるということを御認識はなさっているようでございますので、よろしく御検討願いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(北嶋菊好君) 戻ってもらって、280ページの2目の学校保健費、インフルエンザに関することですけれども、よろしいですか。それで、まず初めに学級閉鎖の基準を教えていただけますか。
◎
健康教育課長(樋口佳子君) インフルエンザによる学級閉鎖の基準でございますが、インフルエンザまたはインフルエンザと同等の症状のある欠席者数が学級全体の20%を超えたときを目安としております。また、登園、登校している児童・生徒等の健康状態も細かく把握いたしまして、校医の先生に指導、助言をいただきながら総合的に判断をしているところでございます。学級閉鎖の期間は、高崎市医師会からも指導、助言をいただきまして、原則5日間とさせていただいております。
◆委員(北嶋菊好君) ありがとうございました。毎日1月19日からずっと報告いただきまして、私今回本当にお礼言いたいのです。ありがとうございました。これ枚数数えたら56枚ありました。うちのファクスのインクが足りなくなって、急遽買いに行ったぐらい報告をしていただきました。これ大事なことだというふうに認識しておりますので、ありがとうございます。それと、所管が違いますけれども、保育課のほうからも来ていただいて、本当にありがとうございました。
それで、ちょっとこういうことがありまして、インフルエンザに罹患した子どもは、親が共働きだとしてもやっぱり休んで看病してあげないとという気持ちは私もよく理解できるのです。ただ、残りの元気な自宅待機の子どもがいるのです。その子どもがいるときに、特に幼稚園児とか低学年、その
子どもたちが元気なのに自宅待機であると、お母さん、お父さん共働きで、ましてや今核家族でしょう。祖父母がいないのです。実はそれに私ぶつかりまして、私のうちへ連れてきなさいという話もしたぐらいなのですけれども、その辺のこれからますます核家族化で、共働きで、一億総活躍社会で女性の進出なんて言って、なかなかその辺の対応が、要するに児童クラブには預けられませんし、そういうケースに出くわしたのです。その辺のちょっとお考え方があったら教えていただきたいのですけれども。
◎
健康教育課長(樋口佳子君) 今委員さん御指摘のとおり、インフルエンザに罹患していないで自宅で待機となっている園児ですとか、小学校の低学年の児童につきましては、確かに共働きの家庭では非常に大変で困っていらっしゃることと思います。ただ、学級閉鎖は罹患している子どものためということだけでなく、やはりそうでない
子どもたちの健康も守らなければいけないものでございまして、感染を拡大させないための措置ということでとらせていただいているものでございます。保護者の方には
子どもたちの健康上の安全を第一に考慮いたしまして、インフルエンザ等の集団感染を防ぐための措置であるということを御理解いただければというふうに考えております。
◆委員(北嶋菊好君) すごくよく理解しているのです。学級閉鎖で蔓延するのをとどめようと。それで学年閉鎖、学校閉鎖になったら大変だよと、それを食いとめようという措置なのだというふうに私も認識しております。ただ、現実の問題として、そういうケースがあるということだけ教育界の皆さんが御理解いただけることが大事なことだというふうに私感じましたので、あえてここで質問させていただきました。結構です。ありがとうございました。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
294ページをお開きください。
9項大学費 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 302ページをお開きください。
11款災害復旧費4項教育施設災害復旧費 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 304ページをお開きください。
12款公債費 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 306ページをお開きください。
13款予備費 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 以上で歳入歳出予算の審査を終わり、続いて債務負担行為及び地方債の審査を行いますので、
定例会議案(2)を御用意ください。
81ページをお開きください。
債務負担行為 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 84ページをお開きください。
地方債 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) これより議案第41号の
所管部分を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
渡邊幹治君)
起立全員です。
よって、議案第41号の
所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、特別会計予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(2)を御用意ください。
特別会計
予算議案については、歳入歳出ごとに審査を進めます。
議案第44号 平成28年度高崎市
牛伏ドリームセンター事業特別会計予算を議題といたします。
128ページをお開きください。
歳入について御質疑ありませんか。
◆委員(北嶋菊好君) 先ほど繰出金のほうで堀口委員から5,000万円の繰出金の話があったのですけれども、原則的に、やっぱり特別会計というのは独立採算制の制度が基本にあるというふうに私は認識をしております。例外として一般会計から繰り入れしますよというのが、これ今、日常化している。基本的には独立採算、ここで言う使用料収入で4,100万円、これが歳入だと、それで運営しなさいというのが本来の特別会計を設置している趣旨だというふうに私は考えているのですけれども、ここの牛伏ドリームセンターは過去に東日本大震災のときに受け入れ施設になって、大変なところも私十分認識をしているのですけれども、今は通常の営業に戻って、吉井との合併のところから引き継いでいる施設でございますけれども、それなりに少ないスタッフで頑張っているということも私も認識している一人でございますが、実際年間のこの施設の稼働率というのはどのぐらいなのですか。
◎
吉井支所地域振興課長(田代有史君) 牛伏ドリームセンターには現在洋室、和室合わせて23の客室がございます。宿泊における客室稼働率でございますけれども、平成26年度の実績で23.1%、月平均で約380人のお客様に御利用いただいているという状況でございます。
◆委員(北嶋菊好君) ありがとうございました。なかなか宿泊施設というのですか、昔は何かゴルフのパックみたいのがあったようなことも聞いておりますけれども、これ経営大変だと思いますが、なるべく他会計、一般会計からの繰り入れを少なくして自助努力でするというのが一つの姿勢だと思いますので、その辺のところもよろしくお願いしたいと思います。ある意味では、このままいくとちょっと経営の危惧さえ感じる部分もあるのですけれども、今後のその辺のところのお考えが何かありますか。
◎副市長(木村正志君) 先ほど一般会計からの繰り出すほうのところでお話させていただきました。今お話いただいたとおりだと思います。特別会計でやっております。独立採算というのもあると思いますし、その歳入歳出をより明確にするというのも特別会計の使命かなというふうに思います。施設の性格も先ほど申し上げましたけれども、福祉的な意味合いもあるということもございますので、使い勝手につきましては制約等もございますけれども、いずれにいたしましても今後どういうニーズが見込めるか、そういったものも含めまして、一般会計からの一般財源をなるべく減らしていくというような方向はもう十分承知しておりますので、よく検討していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
◆委員(北嶋菊好君) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
130ページをお開きください。
歳出 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) これより議案第44号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
渡邊幹治君)
起立全員です。
よって、議案第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
250ページをお開きください。
議案第50号 平成28年度高崎市
土地取得事業特別会計予算を議題といたします。
歳入 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) 252ページをお開きください。
歳出 (質疑なし)
○委員長(
渡邊幹治君) これより議案第50号を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○委員長(
渡邊幹治君)
起立全員です。
よって、議案第50号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
────────────────────────────────────────────
△審査終了
○委員長(
渡邊幹治君) 以上で本委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。
審査に当たり、円滑な
委員会運営に御協力をいただきありがとうございました。
なお、委員長報告の作成に当たっては私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
渡邊幹治君) それでは、そのようにしたいと思います。
以上で本日の議題を終わります。
午後 1時47分
────────────────────────────────────────────
△報告事項 ・高崎市緊急創生プラン(案)に関する
パブリックコメントの実施結果について
・市有施設の電力入札の結果について
○委員長(
渡邊幹治君) 次に、報告事項に入ります。
最初に、高崎市緊急創生プラン(案)に関する
パブリックコメントの実施結果について説明をお願いします。
◎
企画調整課長(太田直樹君) それでは、高崎市緊急創生プラン(案)の作成に当たり今回実施いたしました
パブリックコメントの結果、それと高崎市緊急創生会議等の意見を踏まえて修正を行った部分について、あわせて報告させていただきます。
この
パブリックコメントにつきましては、ことし2月2日から2月22日まで提出期間ということで設けさせていただきまして、全部で5人の方から16件の御意見をいただいております。お手元の資料をごらんいただきたいと思います。項目ごとに件数だけ御報告させていただきますけれども、高齢者福祉についての御意見が1件、妊娠、出産、子育てについての御意見が4件、仕事の創出、地域活性化についての意見が6件、地元教育機関との連携についての御意見が1件、それから公共交通についての意見が4件でございました。
パブリックコメントでいただいた御意見、御提案につきましては、本プランの方向性と同じものがほとんどでございましたので、これによる修正はございませんでした。
5の今後の予定の前に、修正箇所の報告をさせていただきます。前回、2月1日の本委員会で皆様にお示しさせていただきました案の時点のものと1カ所だけ修正箇所がございますので、報告させていただきます。緊急創生プラン(案)の45ページなのですけれども、3段落目にちょっと文章を追加させていただきました。「心身ともに健全な子どもの育成を目指すとともに」という部分を追加させていただきました。修正点は以上でございます。
今後の予定でございます。
パブリックコメントをこれで閉じさせていただきまして、必要な手続を踏んだ後に、3月中旬に緊急創生プランということで策定をさせていただきます。その後、国にこのプランを提出させていただきます。印刷製本をしまして完成した後に、本プランの完成版を全議員の皆様にお配りさせていただきたいと思います。
○委員長(
渡邊幹治君) 説明は終わりました。
本件に対し御質疑等がありましたらお願いします。────なければ本件を終結いたします。
次に、市有施設の電力入札の結果について説明をお願いします。
◎管財課長(水野勝祐君) それでは、市有施設の電力入札の結果について報告をさせていただきます。
お手元の資料をごらんいただきたいと思います。契約電力50キロワット以上の施設の電力契約につきましては東京電力等の一般電力事業者だけでなく、特定規模電気事業者やPPSと呼ばれております新電力事業者による電力供給も可能となっておりまして、本市においても現在新電力事業者と契約を行っておりますが、契約期間が終了するため本庁舎、支所庁舎、文化施設、福祉・保育施設、保健施設、学校施設、博物館、公民館、図書館、スポーツ施設の10件、計147施設の電力入札を2月26日に行いましたので、その結果を報告いたします。
まず、対象施設及び契約者ですが、1に記載のとおり本庁舎が東京電力株式会社、支所庁舎、文化施設、学校施設、博物館、公民館、図書館、スポーツ施設が株式会社V―パワーでございます。福祉・保育施設、保健施設が株式会社F―パワーが契約者となりました。契約担当課ですが、2に記載のとおり、契約はそれぞれの施設ごとの部署が行います。契約期間でございますが、契約期間は平成28年4月1日から平成29年3月31日までの1年間となっております。
最後に、今回の電力入札によります経費削減効果ですが、147施設合わせまして、通常の契約と比較いたしますと約1億8,300万円の経費削減が見込まれております。
以上、市有施設の電力入札の結果についての報告といたします。
なお、本委員会終了後、全議員の皆様に本資料と同様の資料を配付させていただく予定でございます。
○委員長(
渡邊幹治君) 説明は終わりました。
本件に対し御質疑等がありましたらお願いします。
◆委員(丸山覚君) 大変すごい経費削減効果でございまして、大変喜んでいるのですけれども、対象施設及び契約者で本庁舎が今回東京電力さんということで、この辺はやっぱり入札ですから、価格で一番安いということなのですか。
◎管財課長(水野勝祐君) 結果として東京電力さんの入札価格が一番低かったということでございます。
○委員長(
渡邊幹治君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。
────────────────────────────────────────────
△その他
○委員長(
渡邊幹治君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。
なければ、この際、委員の方々から執行部に対しお聞きしたいことがありましたらお願いします。
────────────────────────────────────────────
△閉会
○委員長(
渡邊幹治君) なければ、以上で本日の
総務教育常任委員会を閉会いたします。
午後 1時54分閉会...